牛深文化協会について
文化協会の設立は昭和42年7月に6団体が加盟してスタートしました。
昭和42年11月1日~5日の期間、初の文化展を開催。各団体がそれぞれ自慢の作品を展示。
さらに、児童・生徒の書道・絵画の作品展示も同時に開催した。初めて開催する文化祭の試みは、
充実ある記念の事業となりました。
現在は、平成18年5月に天草管内の文化団体等で天草市芸術文化協会が設立され、旧牛深市 の文化協会は、
牛深地区の文化協会として新しい組織となり活動を始めました。現在の加盟団体は36団体になっています。
事務局を牛深総合センター内に設置して、地域に根差した文化づくりを目指しています。
令和2年10月31日(土)~11月1日(日)にかけて第54回牛深地区文化祭を開催しました。今回の文化祭
では新型コロナ感染防止が一番の問題でした。9月の理事会において、今年の文化祭を開催するか?中止と
するか議題にあげましたが、最終的には地域の文化の火を消すことなく進めることを優先しました。会場の
総合センターでは、コロナウィルス感染防止を徹底することで、会場使用が可能となった事も開催決定の
要因になりました。
そこで、文化祭要項打合せ会議とは別に、コロナ対策の会議を開きながら進めることにしました。
対策は次の通りです。
- ① 文化祭の準備では、密を避けるため団体毎に時間をずらして準備・片付けを行う。
- ② 準備~展示期間~撤収に係る会員の団体ごとの名簿を作成し検温記入に役立てる。
- ③ 舞台での練習やリハーサルは、時間を団体ごとにずらすなど対処する。発表時 出演者が
舞台袖で密にならないように、時間差を考える。
- ④ 検温記入用紙は団体ごとに事前に作成し、役立てる。
- ⑤ 客席数は定員の半数とする事。
以上の事等を決めて、進める事にしました。 さらに、入場口ではコロナ対策として受付人員を増やして、
氏名連絡先・検温の記入をしていただきました。結果的に約1,200名(入場者・協会員)の方々に記入をして
いただきコロナ対策を徹底して、文化祭をことなく終えました。 協会員、入館者、施設職員、関係者の協力
あっての文化祭が実地できましたことは大変ありがたいことでした。
文化の継続は心の支えになることを実感しました。心配は多々ありましたが、文化力は一歩成長できたと感じ
ています。
さて、展示内容や舞台の出来栄えは まずまずではありましたが、今年は例年と違って文化づくりに対する
情熱の深さが感じ取れる作品や舞台がありました。今回、コロナ対応の反応や文化祭の事を調べるためにアンケ
ートを実地しましたところ、アンケートの記入内容は記入者の方々のコロナ禍の中でのご本人様の辛さや、会場
に来られた事の嬉しさ、作品の評価や舞台の中身ではない記入者の心情がつづられていたのが印象的でした。それだけコロナが心の支えを奪っていることが理解できた文化祭でした。会員の展示団体13団体・展示作品211点、
出品者157名、児童508点・人、出演団体17団体118名 出演53曲披露、入場者は、展示・客席合わせて
約1,200名でした。
牛深地区文化協会 事務局長
● 俳句 雲母の会 ● 牛深美術部会 ● 牛深愛蘭会
● 牛深書道連盟 草筵会 ● 牛深書道連盟 中央会 ● 牛深書道連盟 慶石会
● 牛深華道連盟 青山御流 ● 牛深華道連盟 小原流 ● 牛深華道連盟 ざ・いけの坊(山際社中)
● 牛深華道連盟 専正池坊 ● 牛深華道連盟 専心池坊 ● 牛深華道連盟 ざ・いけの坊(矢田社中)
● うしぶか音楽盛り上げ隊 ● 牛深演劇サークル ● 筝曲・三保の会
● 藤間公純日本舞踊教室 ● 牛深混声合唱団 ● 日本吟清流梅鶯会
● 藤間伸紀賞社中 ● 裏千家(佐々木宗薫社中) ● 牛深写友会
● 南風倶楽部 ● 牛深ハイヤ青海会 ● 牛深ハイヤ光彩会
● スターダンス ● 大正琴うしぶか琴藍会 ● 万越会・日本民謡協会牛深教室
● フラダンス・ティアレ ● 民謡&歌謡クラブ ● 横田良一実行委員会
● 新日本現代舞踊葵流椿会 ● スター歌謡クラブ ● 魚貫民謡令和会
● 藤蔭舞美社中 ● 牛深書道の会 ● かな書道の会
● 加世浦老人倶楽部えびす会